任意整理専門の司法書士や弁護士について

2025.08.25

お役立ち情報

任意整理しか受任しない司法書士や弁護士に債務整理を依頼する場合の注意点をいくつかご紹介します。

1. 任意整理のメリット・デメリットを十分に理解する

  • メリット: 裁判所を通さず、債権者との交渉によって将来利息のカットや返済期間の見直しを行うため、手続きが比較的簡便で、周囲に知られにくいという利点があります。
  • デメリット: 元金は減らないため、返済能力がなければ和解が成立しなかったり、和解後に返済が滞ると一括請求されたりするリスクがあります。また、自己破産や個人再生のように借金が大幅に減額・免除されるわけではありません。

2. 任意整理以外の選択肢も検討する

任意整理では解決できない場合(例えば、借金の総額が大きすぎて返済が難しい、収入が不安定で和解後の返済が見通せないなど)は、自己破産や個人再生といった他の債務整理手続きも検討する必要があります。任意整理しか受任しない事務所では、これらの手続きについての適切なアドバイスが得られない可能性があります。

3. 費用について確認する

  • 任意整理の費用は、事務所によって異なります。着手金や成功報酬、減額報酬など、どのような費用がかかるのかを事前に詳しく確認しましょう。 とくに成立報酬や成功報酬などの加算費用や、返済代行手数料といった名目のものは、思いがけない高額な費用として大きな負担となります。 依頼前に予め確認しておきましょう。
  • 追加で費用が発生する可能性についても確認しておくと良いでしょう。

4. 依頼する司法書士・弁護士の専門性を確認する

  • 債務整理を専門としているか、過去の任意整理の和解実績が豊富かなどを確認しましょう。
  • 任意整理は債権者との交渉が非常に重要となるため、交渉力のある専門家を選ぶことが大切です。
  • 法テラスの利用が可能な事務所かどうか。 また、市役所や公的施設で無料法律相談員などを行っているか。 など、多重債務者の救済を第一に考えて社会貢献をしている事務所かどうかが、事務所選択の基準となります。

5. 複数の事務所で相談する

  • 任意整理のみを扱っている事務所だけでなく、自己破産や個人再生など、他の債務整理手続きも扱っている事務所にも相談してみることをお勧めします。
  • 複数の事務所で話を聞くことで、ご自身の状況に最も適した債務整理の方法を見つけることができます。

これらの注意点を踏まえ、ご自身の状況に合った専門家を選び、慎重に手続きを進めてください。

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